
「SAKURA」は、いまや世界で通じる日本語のひとつです。
春の風物詩である桜は、海外から見た“日本らしさ”の象徴であり、
毎年3月から4月にかけて訪れる外国人観光客の多くが
「一度は見たい絶景」として桜を目的に訪日しています。
その人気は観光地だけでなく、桜モチーフの雑貨やお菓子、
コスメなど商品全体へと波及し、春の売場には“SAKURAデザイン”があふれます。
日本の季節と文化を視覚的に伝えられる「桜」デザインは、
インバウンド商品企画において非常に強い競争力を持つ存在です。
訪日観光客は単なる“モノ”以上に、「旅の記憶」として心に残るような
“日本らしい”体験価値を求めています。その中で、視覚的に美しく、
日本文化や情緒を表現できる桜デザインは、写真映えも良く、
お土産需要と極めて相性が良いコンテンツです。
特にアジア圏や欧米圏では、「桜=日本の美しい春」というイメージがすでに
定着しており、伝統的な和柄と現代的なアレンジを組み合わせた桜モチーフが
高く評価されています。
当社の提供する「花屋さんのお花柄」は、ただの柄ではなく、
実際の桜を知り尽くしたプロのフローリストとグラフィックチームによって
制作された、精度と感性に満ちた桜デザインです。
桜の花びらの繊細なグラデーションや枝ぶり、光の透け感までも表現し、
他にはない“本物志向”の美しさが宿ります。日比谷花壇は、
日本の花屋としてデザイン提案・監修いたします。
日比谷花壇が提供する「花屋さんのお花柄」の桜デザインは、
現役のトップフローリストが花の知識と美的感覚をもとに描いたイラストを
ベースに制作されています。
描かれるのは、ソメイヨシノや八重桜、しだれ桜など、
品種ごとの特長を活かした多彩な桜。一目で“本物の桜”を感じさせるような
繊細な表現が魅力です。
その後、花と緑の表現に長けた経験豊富なグラフィック専門チームが、
パターン化・色彩設計・バリエーション展開を行い、雑貨や化粧品
、
食品パッケージなど、あらゆるジャンルの商品に落とし込みやすい
高品質なデザインとして仕上げています。
一般的な桜柄と違い、『花の生命力や儚さ、満開のエネルギー感』など、
感情に訴える要素を含んだ『生きているような桜』であることが最大の特長です。
春のインバウンド商戦においては、「SAKURAデザイン」を取り入れた空間装飾が
人気ですが、和テイストの雑貨や小物などのアイテムも特に人気です。
巾着や扇子、手ぬぐいなどの伝統小物に、日比谷花壇のフラワーデザインを採用した
コラボレーションアイテムは、海外のお客様にも“日本でしか手に入らない特別感”
として響きます。
また、桜風味のお菓子や抹茶スイーツのパッケージに、
桜グラフィックをあしらうだけで、季節感と視覚訴求力が大幅にアップします。
ホテルや旅館のアメニティ、観光施設の限定ノベルティとしても活用可能で、
花を使ったOEM(オリジナル商品開発)のご相談も多数寄せられています。
季節限定の“桜シリーズ”として打ち出すことで、
春の短期間でも強力な売上貢献を果たすことができます。
桜の季節が過ぎたあとは、“次の季節”に向けたフラワーデザインの活用が
ポイントになります。
日比谷花壇では、紫陽花・ホオズキ・朝顔など、夏の和花を使った
グラフィックデザイン素材も多数取り揃えています。
たとえば、梅雨の風情を感じさせる紫陽花、縁日の風物詩でもあるホオズキ、
涼しげな印象の朝顔など、いずれも海外のお客様にとって新鮮で
フォトジェニックな“日本の夏”を感じさせる花柄です。
七夕・お盆・夏祭り・花火大会などの季節イベントと絡めた商品展開にもぴったり。
桜の人気を夏へとつなぐ、ブランド戦略として非常におすすめです。
今回のコラムは「桜」にフォーカスしてお届けしました。
桜はもちろん、四季折々の和花を使ったインバウンド向け商品開発など、
花屋として様々な切り口でご提案ができますので、
ぜひお気軽にお問い合わせください。